ぎるさまかんさつにっき。12
この体は、無限の剣で出来ていた―― 士郎の詠唱かっこよくてずっとリピートしてしまう。そして固有結界に連れ込まれたギル様がここから劣勢に落ちていかれるのだわと思うと自分の心の中に昏い悦びを見つめてしまう……こ、これは……私、ギル様好きだけど愉悦部には縁がないって思っていたのに、……これが、これが愉悦というものなのですね……ッ! はうっ。欠損に至ってはその道に目覚めそうですどうしよう! ふえええんごめんなさいごめんなさいでもだってギル様が美しくてギル様すぎるから悪いんですよう……矜持が高すぎてエア執れなくて負けるなんて素晴らしすぎるじゃないですかあああ。雑種めは、雑種めは、雑種めは……!
つねづね、ラスボスの退場処理は難しいと考えていますが、士郎に天の鎖を巻きつけてからの至極当然のような(というか至極当然でございます)生への執着でギル様は私の中でラスボスランキングの頂付近に駆け上がった感あります! このアイデア好きだ。ギル様は最後までギル様だった!(歓喜)
あっ、ところで前髪上げたりおろしたりのギャップで萌えさせるのはアーチャークラスで召喚される者の固有スキルなのですかね?!