ぎるさまかんさつにっき。7
士郎は(その境遇と、挫折してしょぼくれた養父みて育ったせいで)単に歪ませられただけでなく、結局は全盛期の切嗣と同じものになっちゃったということなんですかね。というか、つきつめると切嗣の方法論にならざるを得ないものなんだ、と。プラス歪んじゃっているので親父より悲劇性の高い存在になってしまった。まあアニメの描写のかぎりでは言われてるほど歪な自己犠牲キャラには見えてこないのですがそれは設定を尊重・補完するとして。私はでも士郎も好きだし第五次のキャラはみんな好きだなあ。そもそも一期の初回の凛とアーチャーの主従にものすごく惹き込まれた。ああFateってこういう作品なんだ、確かに吸引力があるよなあと思いました。凛の暮らしとか桜にそっと向ける視線とか、それだけでドラマがありますね。
……あ、あと今回も慎二くんの反応が一々かわゆかったですね!
今回観察するギル様は原典『ギルガメシュ叙事詩』のギル様です。読んでます。えええ、初夜権、初夜権もギル様がオリジナルだったのですね……!